約四十年前、小さなヤシの種を植えることから「東南植物楽園」は始まりました。月日は流れ、沖縄の太陽と水と空気と、たくさんの人々に見守られ、植物は葉を広げ、ぐっと地面に根をはりました。南国の植物には、明るさと力強い野趣があります。一年中、おのおのの場所で、色とりどりに生きる植物。どんな時も、木陰が人々の心をなだめ、花はいつも意識をやわらかく洗ってくれます。沖縄の自然がくれるこの幸福感を多くの人と分かちあいたい。南国植物の姿形をコラージュするようなものづくりで、人々のもとへ届けたい。こうして、木花(Bocca)のテキスタイルは生まれたのです。木のように永く、花のように咲いていたい。そんな想いをこめ、木花と名づけました。